nemuiasa.work

blog

クリエイティブな世界に来たきっかけと夢の話

 

わたしが会うひとたちによくされる質問があります。

 

「どうしてグッズをつくったりLINEスタンプを作ったりするようになったの?」

 

始めたきっかけを簡単に言ってしまえば「アルバイトが向いてなかったから」です。

 

 

 

わたしはもともと、小さい頃から絵を描くことがすきでした。

小学校6年生のとき、突然父に「これですこしはファッションの勉強をしなさい」とnon-noを手渡され(今考えるとチョイスがおかしい)、それから服にも興味を持ち始め、一時はファッションデザイナーになりたいと思っていたこともあります。

( 余談ではありますが、今年中3のおとうとにPOPEYEとMEN'S NON-NOを手渡して同じこと言ってました。笑 )

 

でも、中学に入り学力重視社会になったことでその夢はいつしか消え、医療系の仕事を目指すことになります。ただなんとなくじぶんがそういった仕事をしている姿を想像できたことは1度もありませんでした。

 

その後高校生になり時間を持て余すようになったわたしはアルバイトを始めます。

スーパーのレジ、ファミレスのキッチン、ウェイトレス…

話すと決まって想像つかない!と笑われますが、こんなわたしもスーパーでいらっしゃいませと言い、ファミレスでハンバーグを焼き、お客様にお料理を運んでいた時期もあったのです。

 

とは言え、どれもすごくやる気を持って始めたはずなのに、結局どれも続きませんでした。

マニュアルを見て覚えて、先輩のやることを見て聞いて覚えて、淡々と同じ作業を繰り返して、、

毎日多くの人と接するということもものすごくストレスで、どんどんしんどくなって、最後には行けなくなってしまう、というのがテンプレートのようになっていました。

周りの人たちは長く同じバイト先にいるのに、わたしはなんで出来ないんだろう… という考えも知らない間にじぶんを傷つけて、本当に悪循環だったなあと思います。

 

 

そこでわたしは悟りました。

「きっとまた新しいバイトを始めても同じだろう。」

「これはもうふつうのひとと同じことをするのはわたしには向いてないということなんだろうな。」と。

 

 

最初は怖かったです。

わたしの家族は看護師や助産師、元自衛官、周りの友達はバイトを続けながら栄養士や保育士を目指すひとたちばかりで、なんにもお手本がなかったから。

クリエイティブなことをして生きているひとを、そういう世界のことを、全くと言っていいほど知らなかったから。

お手本がないこと、周りと同じということを捨てること、じぶんが第1人者になること、はじめてのこと、怖いものだらけでした。

 

とりあえず、ひたすら検索しました。家にいても、人に会わなくても、できることはないか、どういうものがお金に変わるのか、、

気になることを調べあげる力と、新しいことに挑戦する力はここら辺で培ったような気がします。

 

 

そして、そんな時に出会ったのが、iPhoneケースとLINEスタンプでした。

 

iPhoneケースは、ほしいものがなかなかなくて、だったらじぶんで作ればいいじゃん!と思い、業者さんなどたくさん調べて、LINEスタンプはちょうどサービスが始まった頃で、今ならまだ人が少ないのでは?!?!と取り掛かったのが最初です。

結果ありがたいことに iPhoneケースも、ゆるぐだしろくまさん シリーズも、多くの人に愛用してもらえていて、わたしでもできることがあるんだ、こんなに需要があるんだ、と気づかせてもらうきっかけになりました。

 

 

新作のiPhoneケース。minnneさんのケース特集に掲載されました。

新作のiPhoneケース。minnneさんのケース特集に掲載されました。

 

 

 

それからどんなiPhoneケースが人気で、どんなLINEスタンプが売れていて、売れている作家さんはどんな活動をしていて、、みたいなことを調べたりして、じぶんの活動を広げていきました。

デザインし始めたのもたぶんそこら辺だったかな…。はじめはじぶんで描いた絵だけだったけれど、昔から字フェチだったのもあって文字を使ったデザインとかもやってみたり。。

 

 

と言っても、限界があるんですよね。どうしても。広まらないと、意味がなくて。

そこで力を入れ始めたのがinstagramツイッターなどのSNSです。

 

わたしの高校時代のツイッターを知っている人にはわかると思いますが、今のような使い方はしていなくて(黒歴史)(忘れてほしい)、シフトチェンジしたのはわりと最近で2年前とか…?

わたしのことを知ってほしい!というよりは、わたしがやっていることを、作っているものを、たくさんのひとに知ってもらいたい。という思いで、日々試行錯誤しております。

他にもTumblrnotepressblog、facebook、filmarks…などなど手当たり次第アカウント取得。笑

instagramに至っては写真アカウント映画アカウントストアアカウントまであります。

今の時代本当に便利ですよね。SNS。わたしが今ここにいられるのはSNSのおかげと言っても過言ではないのでは。。本音を言うと、ツイッターは辞めてしまいたいと思うのですが、やはり拡散力を考えるとやめられず今に至ります。プラス、どのSNSもある程度の期間使うとそこでコミュニティができるのでやめられなくなってどんどん増えるという。。

 

 

あとこうしてアルバイト以外でもお金を稼ぐことが出来る、というのはわたしにとって欠かせないことです。

わたしのやりたいこと(たとえばアクセサリーをつくるとか写真を撮るとか)をやるにはどうしても初期費用が必要なので、お金を稼ぐ手段が豊富になってきたこの世の中に感謝しています。

アクセサリーづくりを始めることができたのは、SNSのおかげで知名度が上がり、iPhoneケースやLINEスタンプを買ってくださる方が増えてきたからです。

 

 

 

 

 

 

写真については中3の頃からやっていて、でもそれはクリエイティブなことをやっているという認識ではなくただすきだからやっていただけで。今思えばわたしの原点はそこだったかなと思います。

じぶんのすきなように、やる。すきだから、やる。撮りたいから、撮る。

わたしにはそういうスタイルが向いているのだと思います。

 

 

それに、そうやってやりたいことすきなことをやる過程で じぶんが生み出したものを愛してもらえるって本当に尊くて死ぬほどうれしいことなんです。

すきです、応援してます、と言ってもらえることが、わたしの人生にどれだけ光をくれたことか…(重い)

 

 

いまは、写真も、絵も、デザインも、文章を書くことも、アクセサリーづくりも、だいすきです。

前のブログにも書いた通り、ほかのひとにできるならわたしにできないわけがない!思考なので、興味があったら とりあえず手を出します。

本当は仕事にするつもりのなかった写真も、最近アー写を撮らせていただいたり、商品の撮影をさせていただいたりしてみて、たのしいなと思い始めてきたところです。

 

わたしにできるなら、たのしいなら、ぜんぶやっちゃいたいんですよね。欲張りなので。効率重視人間のわたしにとってはぜんぶじぶんでできる、ということが最強。あとコスパが良い。

 

というわけで、わたしのいまの夢は、写真も撮る、絵も描く、デザインもする、文章も書く、アクセサリーもつくる、なんでもできるマルチな人間。

肩書きに囚われず、できること、やりたいこと、すきなことをやって生きていきたい。

というかね、たぶんわたしにはそういう生き方しかできない。もはやこれしか考えられない。

 

薬剤師になるとか言って勉強しかしてなかったあの頃のわたしが聞いたらどんな顔するのかな。笑

 

 

この世界にいるひとにとってはふつうの世界なのかもしれないけれど、わたしの周りから見たらわたしはだいぶ異色なので、いまでも ふつうじゃない ということに不安を覚えたりすることもありますが、もう仕方ないなって割り切るしかないと思っています。

向いてないんだもん、しゃーない。

向いてないとかじゃないよ!甘えだ!耐えろ!みたいな意見は一切受け付けません。だって本当に向いてないとしか思えないし。わたししかそんなん知らんし。

 

 

じぶんが咲けるところを探す、そして、咲く。それだけ。

咲けないところでうじうじしてても意味無いんだ、行動しないと。やりたいことがあるなら動かないと。待ってても何も始まらないから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、いま、ここで、やっと決めました。

 

わたしは、大学をやめます。

 

 

肩書きに囚われず、できること、やりたいこと、すきなことをやって生きていきたい。なんて生意気にちょっと前に書いたのは自分なのに、何にもなくなるのはすこし怖い。わたしは何者でもなくなる。そのことと周りの目が気になって結論を出せずにいましたが

家族や友人に相談し、前のブログには想像と違ったあたたかいメッセージをたくさんいただき、そしてこのブログを書いたことで考えがまとまりました。

 

 

去年の半ばくらいからなんとなくじぶんの体験をじぶんのものとして認識出来なくなって(離人感?)、身体のあちこちが痛くなったり、今年に入ってからはギリギリまで学校に行けなかったり、耳鳴りや難聴、眩暈、過眠に悩まされ、一時は電車に乗れなくなってしまったりもしていました。いまでもひとが大勢いるところに長時間いるのが怖いです。

いままでに経験したことのないような身体の不調に戸惑い、学校に行けないじぶんをまた責めて長いあいだ苦しみました。それは現在進行形で、なんでみんなが当たり前に出来てることができないのか、本当に情けなくて仕方が無くて、夜な夜な泣きながら、わたしがわたしじゃなかったらな…なんて考えても意味の無いことを考える毎日です。

 

アルバイトで感じたストレスと同じようなもので、予定通りに通って話を聞いて見て真似して覚えてテストして… 同じひとたちと毎日顔を合わせて… ということの繰り返しがつらくて仕方がなかった。

 

 

そういった体調のことと同時に、夏頃から大学に通うことについて考えるようになり、わたしの求めているものはもしかしたらここにはないのかもしれない…という結論に辿り着きました。

 

もちろん、行かなければわからなかったこと、学んだことはこの1年半で数え切れないほどあります。

わたしがわたしの感性をよりすきになれたのはこの1年半があったからです。授業と課題をこなしていく中で、先生や友人に作品を認めてもらえるうれしさを知り、それが自信へと繋がりました。

1年生の最後に制作したウェブポートフォリオのプレゼン・投票で1位に選んでいただいたときにたくさんのひとからもらったメッセージ付きの投票用付箋はきっとずっとわたしの宝物です。

 

行って後悔はしていないですし、もしわたしがわたしじゃなかったら辞めたくないなと思うと思います。

 

 

でも、正直なところ 卒業するじぶんの姿を想像できたことがなかったし、学校にいてたのしい、と思ったことも1度もありませんでした。

「デザインをする」という行為がたのしいだけで それはべつに学校じゃなくてもできることなんじゃないかなと思ってしまいました。

実際いま外でお仕事をいただくようになり、わたしにとってはそういった実践を重ねていくことの方がずっと刺激的で大切でやりがいがあるのです。

 

 

それから「武蔵美にいるわたし」だけを評価されることにも疑問を感じ始めました。

たとえば企業の方からお誘いのメールが届いたと思ったらただ大学の名前を評価されただけだった、ということがあって。それはもちろん当たり前というか、大学にいたらわかることですし、就職のことを考えむしろそのために肩書きを求めている方もいるのかもしれませんが、わたしはそれに対して「だったらわたしじゃなくてもいいじゃん」と思ってしまいます。わたしより優秀なひとなんていくらでもいます。

わたしはわたしを見て欲しい。わたし「で」いい、ではダメなんです。わたし「が」いい、じゃなきゃ満足できないんです。わたしにしかできないことがしたい。

 

このブログを書いている間にも「武蔵美というだけで応援しちゃいます」というなんともタイムリーなメッセージが届いたことにはさすがに驚きました。

わたしが武蔵美生じゃなかったら、必要とされないのか。応援してもらえないのか。

 

 

 

 

要するに、大学に通い続けることはbetterな選択、しかし、bestではない。と思ったのです。

 

 

辞めたところで生きていけるほどのお仕事があるわけでも、実績があるわけでも、ありません。

 

でも、わたしは本当にずっと、ただ人並みに健康な身体と精神で生活がしたい、と思っていて。そんな生活ができていたのなんてもういつだったか思い出せないくらい遠い昔のようで。

いまの願いは「健康になりたい」、それだけで。そのためにはこうするしかないと思い、この結論を出しました。

 

今後のことはまだなにもわかりませんが、とりあえずいまはじぶんの体調をいちばんに考えつつ、できるお仕事をこなしながら、すきなことをやって行ければと思います。

 

そのあとのことはまたゆっくり、考えます。

 

 

 

これだけ散々体調がどうとか騒いでおいてなんなのですが、、もし、万が一、撮影、イラスト、デザイン等 わたしにできそうなことがあれば、ご相談ください。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

ただ夢の話をするつもりが余計な話まで入り長くなってしまいました。最後のほう重くなってしまって申し訳ないです。

ちなみに、相談した友人には「やめた〜って突然言われても驚かない(笑)」、母には「いつかこうなる気がしてたよ」と、近しいひとにさえわたしが思っていた反応とは真逆のことを言われたので、このブログを読んでいるひとにとってはわたしが大学に行こうが行くまいが知ったこっちゃないし、正直どっちでもいいよな…と思います。

それでももしかしたらこんな甘ったれなわたしにはきっと厳しい意見があるかもしれないし、そういうのを聞くのが怖くて、辞めるときはこっそり辞めるつもりでしたが、これから先もこの世界で頑張っていくのならここでこうして書いてしまった方が楽なのではないかな、と思ったので書きました。

 

貴重なお時間を割いてこんなブログを読んでくださった方、本当にありがとうございました。

 

 

それでは。

 

 

20170429-IMG_0571.jpg

 

未来のわたしに、幸あれ。

この選択をしたことを後悔せず生きていけますように。

 

 

 

 

 

thinkmomoka shiramizu